2005年 04月 11日
旅の話P4 |
朝、外の喧騒で目が開いた。
まだ朝の6:30amだと言うのに、なんだってベトナムの人は早起きなんだ!!
と窓の外を見るとスデに見慣れた景色が眼下に・・・・・。
ホテルの下のロータリーをバイク(常に二人乗り)がグルグル
トラックやバスもグルグルグルグル・・・・クラクションがビービーとなり続ける。
「はいはい・・・わかった。わかった」と私も何がわかったんだか?そんな意味不明な
独り言と共に仕度をしてイザ出発!
今日は、ホーチミンシティのドンコイストリートや、少し離れた場所にあるレタイントン、バスター
ストリートまで足を伸ばして、体力が残っていれば、何とかもう一度ベンタインまで
行こうという考え。
ホテルをでて、昨日晩御飯を食べたレストラン「28」の前を通りかかったら昨日のお兄ちゃん。
「おはよー!」ってスデに友達かよ。と思わずにいられないほどフランクな関係に・・・。
私も何だか現地人になれた気がして「おはよー」とアイサツ。
「気をつけて行くんだぞ」といわれ、益々嬉しくなった。朝からご機嫌だ♪
ドンコイストリートは、旧フランス領の影響が色濃く残っている。
その道には雑貨店や洋服のオーダーメイド店等等、雑貨好きにはたまらない雑貨天国
な通り。一通り歩いてみて、昨日のベンタインの相場よりもかなり高いので驚く。
だってベンタインって車で10分のところだよ。
だけど、それでもすんごい高い訳ではないし、やっぱりお店の中にはベンタインにはないような洗練された商品も扱っているのでお土産なんかにはとても良いと思った。
競争も激しいようで、地図には載ってても実際には廃業していた・・・なんてお店もあって、
雑貨業界の厳しさは世界共通なのか・・・と痛感してしまった。
ドンコイストリートから大通りのグエンフエと言う大通りに出て日本人旅行者に人気がある
雑貨店が集まっているバスター通りを目指す。
歩く事10分、バスやバイクを避けながらグイグイと進む。滞在3日もすぎれば、私も立派に交通違反者。逆にそうしないと、いつまでも目的地に行けないし・・・。
角を曲がろうと左を見たとき、今自分のいる開けた明るい大通りと角の向こうに広がるスラム
のような雰囲気に後ずさり・・・。う~ん・・・どうしたもんか・・・。薄暗~い通りで古い建物が
立ち並び外に小さな椅子を持ち出してゲームに興じる怪しいオジサン達の山・・・。
どうしよ・・。と悩んでいると、大通りの方から日本語で「バイク、ノリマスカ?」とか
「1ジカン1マンドン」とか色々聞こえてきて、道路をみると、バイクタクシーの山・・・。
私一人に群がってくるので「他に客がおらんのかい!!」なんて返事をしつつも段々と
不安になってくる。おまけに親切心なのか?何目的なのかわからない人が寄ってきて
「道ワカル?アンナイOK?」とか・・・・。
私ピンチ!!!
と心で警報が鳴り響いた。
心臓が痛い程ドキドキした時、右の方から一人の外国人バックパッカーがテクテク。
私の目の前を通りすぎ、私が行きたい方向へと進んでいく。
一瞬の出来事だったのよ。
大きな外国人バックパッカーの後にぴったりとついて、暗くて恐い道を通り過ぎる事ができた。
また明るい道にでて、通りが広くなった頃にバックバッカーさんの背中から離れた。
もちろん相手は何もしらない・・・。なので心で「ありがとう」とご挨拶しておきました。
目指していたレタイントン、バスターストリートまで到着できれば、もう安心。
観光客でにぎわっていて、恐くない。またしばし雑貨見学を楽しんだ。
ドンコイストリートとは少し違っていて、更に現代的な又は独創的な商品が並ぶレタイントンや
バスター通りは新しいもの好きな人にはもってこいだ。
そして日本人女性に人気のあるMGデコラシオンやZAKKAなんかもこの通りにあるのでチラホラ日本人観光客の話し声なんかも聞こえてきて安心して見学とショッピングができた。
かなり暑いのと歩きまわったので、行きたかった有名なアイスクリームCAFEの「ファニー」へ
一人、テラスに座りココナッツアイスをオーダーし、暫しほっと一息・・・。
知らぬ間に、もうスデに13:00を回りお昼も食べ忘れていたのに気付くも、暑さのせいか?
水分不足なのか、お腹も空いていない。(きっと緊張のせいね)
そのまま、また同じ通りを色々と見て周り、伝統的なベトナム商品と斬新で新しいベトナム商品
色々な商品を見て回った。
やはり私には、新しい町は斬新な雑貨が多すぎて外国向けに意識して作っているんだなぁ・・
と言う感想しか出なかった。外国の商品を扱う人には必ず付きまとう問題かもしれない。
もっと私が探しているものは、ベトナムの生活にありつつ、日本でも柔軟に対応できる商品。
そうと、きまれば再びベンタインへ!!前日お世話になった雑貨屋さんと食器屋さんに行き、
商品をもう少し買い足す。他のお店も見てみたが、基本同じ商品を扱っているだけなので、
後は
☆どれだけ商品を大切に扱っているか。
☆値段は適正か?
☆柔軟な対応ができるか?
この3点に絞られるかと思う。
市場の外にでてみると、スデに夕日が・・・
疲労困憊。体中ホコリまみれ。急に疲れを感じて、スーツケースの容量も心配に・・・。
数台のタクシーの呼び込み合戦の中、「メーターを見せろ!!」と半ば強制的にメーターを
見せてもらい、安心かな?と思える(実際は賭けだった)タクシーに乗り込みホテルの住所を
渡す。
ホテルが見えるまで気が抜けず、道が合ってるか?とかこのおっちゃん大丈夫か?とか
得意の妄想癖と戦いながら?持参した方位磁石で位置を確認しつつ、無事ホテルに到着。
気が抜けて笑顔で「カムオ~ン(有難う)」と言うとタクシーさんも笑顔に・・・。
きっと私が恐い顔していたから向こうも気遣っていたのね・・・ごめんね。
結局その日も遠出をする時間も気力もなくなり、外国人に横目で見られながらもガツガツと
レストラン「28」にて夕食を食べた。
レストランのアンちゃんに「また明日~」と言われて、ふと思う。『明日こそ違うところにいってやる!!」と・・・。しかし明日の夜にはもう飛行機の中・・。
私の旅も終わりかけている。このアンちゃんとももうすぐお別れなんだ。
今度はベトナムのホームシックにかかってしまった。
明日は出発までに少し時間を取ってゆっくりと散策してみようと心に誓って?(大袈裟な(笑))
就寝となりました。
まだ朝の6:30amだと言うのに、なんだってベトナムの人は早起きなんだ!!
と窓の外を見るとスデに見慣れた景色が眼下に・・・・・。
ホテルの下のロータリーをバイク(常に二人乗り)がグルグル
トラックやバスもグルグルグルグル・・・・クラクションがビービーとなり続ける。
「はいはい・・・わかった。わかった」と私も何がわかったんだか?そんな意味不明な
独り言と共に仕度をしてイザ出発!
今日は、ホーチミンシティのドンコイストリートや、少し離れた場所にあるレタイントン、バスター
ストリートまで足を伸ばして、体力が残っていれば、何とかもう一度ベンタインまで
行こうという考え。
ホテルをでて、昨日晩御飯を食べたレストラン「28」の前を通りかかったら昨日のお兄ちゃん。
「おはよー!」ってスデに友達かよ。と思わずにいられないほどフランクな関係に・・・。
私も何だか現地人になれた気がして「おはよー」とアイサツ。
「気をつけて行くんだぞ」といわれ、益々嬉しくなった。朝からご機嫌だ♪
ドンコイストリートは、旧フランス領の影響が色濃く残っている。
その道には雑貨店や洋服のオーダーメイド店等等、雑貨好きにはたまらない雑貨天国
な通り。一通り歩いてみて、昨日のベンタインの相場よりもかなり高いので驚く。
だってベンタインって車で10分のところだよ。
だけど、それでもすんごい高い訳ではないし、やっぱりお店の中にはベンタインにはないような洗練された商品も扱っているのでお土産なんかにはとても良いと思った。
競争も激しいようで、地図には載ってても実際には廃業していた・・・なんてお店もあって、
雑貨業界の厳しさは世界共通なのか・・・と痛感してしまった。
ドンコイストリートから大通りのグエンフエと言う大通りに出て日本人旅行者に人気がある
雑貨店が集まっているバスター通りを目指す。
歩く事10分、バスやバイクを避けながらグイグイと進む。滞在3日もすぎれば、私も立派に交通違反者。逆にそうしないと、いつまでも目的地に行けないし・・・。
角を曲がろうと左を見たとき、今自分のいる開けた明るい大通りと角の向こうに広がるスラム
のような雰囲気に後ずさり・・・。う~ん・・・どうしたもんか・・・。薄暗~い通りで古い建物が
立ち並び外に小さな椅子を持ち出してゲームに興じる怪しいオジサン達の山・・・。
どうしよ・・。と悩んでいると、大通りの方から日本語で「バイク、ノリマスカ?」とか
「1ジカン1マンドン」とか色々聞こえてきて、道路をみると、バイクタクシーの山・・・。
私一人に群がってくるので「他に客がおらんのかい!!」なんて返事をしつつも段々と
不安になってくる。おまけに親切心なのか?何目的なのかわからない人が寄ってきて
「道ワカル?アンナイOK?」とか・・・・。
私ピンチ!!!
と心で警報が鳴り響いた。
心臓が痛い程ドキドキした時、右の方から一人の外国人バックパッカーがテクテク。
私の目の前を通りすぎ、私が行きたい方向へと進んでいく。
一瞬の出来事だったのよ。
大きな外国人バックパッカーの後にぴったりとついて、暗くて恐い道を通り過ぎる事ができた。
また明るい道にでて、通りが広くなった頃にバックバッカーさんの背中から離れた。
もちろん相手は何もしらない・・・。なので心で「ありがとう」とご挨拶しておきました。
目指していたレタイントン、バスターストリートまで到着できれば、もう安心。
観光客でにぎわっていて、恐くない。またしばし雑貨見学を楽しんだ。
ドンコイストリートとは少し違っていて、更に現代的な又は独創的な商品が並ぶレタイントンや
バスター通りは新しいもの好きな人にはもってこいだ。
そして日本人女性に人気のあるMGデコラシオンやZAKKAなんかもこの通りにあるのでチラホラ日本人観光客の話し声なんかも聞こえてきて安心して見学とショッピングができた。
かなり暑いのと歩きまわったので、行きたかった有名なアイスクリームCAFEの「ファニー」へ
一人、テラスに座りココナッツアイスをオーダーし、暫しほっと一息・・・。
知らぬ間に、もうスデに13:00を回りお昼も食べ忘れていたのに気付くも、暑さのせいか?
水分不足なのか、お腹も空いていない。(きっと緊張のせいね)
そのまま、また同じ通りを色々と見て周り、伝統的なベトナム商品と斬新で新しいベトナム商品
色々な商品を見て回った。
やはり私には、新しい町は斬新な雑貨が多すぎて外国向けに意識して作っているんだなぁ・・
と言う感想しか出なかった。外国の商品を扱う人には必ず付きまとう問題かもしれない。
もっと私が探しているものは、ベトナムの生活にありつつ、日本でも柔軟に対応できる商品。
そうと、きまれば再びベンタインへ!!前日お世話になった雑貨屋さんと食器屋さんに行き、
商品をもう少し買い足す。他のお店も見てみたが、基本同じ商品を扱っているだけなので、
後は
☆どれだけ商品を大切に扱っているか。
☆値段は適正か?
☆柔軟な対応ができるか?
この3点に絞られるかと思う。
市場の外にでてみると、スデに夕日が・・・
疲労困憊。体中ホコリまみれ。急に疲れを感じて、スーツケースの容量も心配に・・・。
数台のタクシーの呼び込み合戦の中、「メーターを見せろ!!」と半ば強制的にメーターを
見せてもらい、安心かな?と思える(実際は賭けだった)タクシーに乗り込みホテルの住所を
渡す。
ホテルが見えるまで気が抜けず、道が合ってるか?とかこのおっちゃん大丈夫か?とか
得意の妄想癖と戦いながら?持参した方位磁石で位置を確認しつつ、無事ホテルに到着。
気が抜けて笑顔で「カムオ~ン(有難う)」と言うとタクシーさんも笑顔に・・・。
きっと私が恐い顔していたから向こうも気遣っていたのね・・・ごめんね。
結局その日も遠出をする時間も気力もなくなり、外国人に横目で見られながらもガツガツと
レストラン「28」にて夕食を食べた。
レストランのアンちゃんに「また明日~」と言われて、ふと思う。『明日こそ違うところにいってやる!!」と・・・。しかし明日の夜にはもう飛行機の中・・。
私の旅も終わりかけている。このアンちゃんとももうすぐお別れなんだ。
今度はベトナムのホームシックにかかってしまった。
明日は出発までに少し時間を取ってゆっくりと散策してみようと心に誓って?(大袈裟な(笑))
就寝となりました。
by keinokimochi
| 2005-04-11 02:01
| Trip